埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 1678
■ 種類 論文
■ タイトル
Diurnal variability of chlorinated polycyclic aromatic hydrocarbons in urban air, Japan
■ 著者   Takeshi Ohura  名城大学
  Yuichi Horii  埼玉県環境科学国際センター
  Mitsuhiro Kojima  静岡県立大学
  Yuta Kamiya  名城大学
   
   
   
   
   
   
   
■ 出版元
■ 出版年 2013
■ 誌名・巻・号・年 Atmospheric Environment, Vol.81, 84-91, 2013
■ 抄録・要旨  本研究では、2009年12月の冬季と2010年8月の夏季に静岡市で3時間毎に採取した大気試料について、3〜5環の塩素化多環芳香族炭化水素類(ClPAHs)とその母核PAHsを定量した。冬季及び夏季の調査をとおして、対象とした20種のClPAHsが、ガス状及び粒子状試料の両者から検出された。日内変動調査において、PAHs濃度については日中高く、夜間に低い傾向が観測されたのに対し、ClPAHs濃度については周期的な変動は見られなかった。しかしながら、粒子状ClPAHsの平均濃度については、夜間に若干高い傾向が観測された。粒子態については、ClPAHsと母核PAHsの総濃度間に有意な相関があり、また、夏季調査においてClPAH異性体と対応する母核PAHs、硝酸イオン及び塩素イオンの間に有意な相関が認められた。
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